保育士になって安定した収入と地位が得られるベストな方法は公務員になること!
公立保育園で働く公務員保育士になるには?
公立保育園の保育士は公務員です。
例えば、東京都の公立保育園に就職するには、東京都内の希望する自治体の保育士採用試験に受けて合格しなければなりません。
ただし、東京都等の自治体の採用試験に合格したからといって、即時施設に採用となるわけではありません。
あくまで欠員補充というかたちをとっていますので、当該地域の施設から採用の申し出があってはじめて採用となるわけです。
とはいっても、採用試験を実施する時点で、その自治体は募集しているわけですから、一般的には、採用試験に合格すれば、どこかの施設に就職することができる可能性が高いです。
保育士採用試験について
受験資格
採用試験の受験資格は、現在保育士資格を持っていること、または次年度4月までに資格取得見込みであることです。
試験内容
試験内容ですが、一次試験は教養試験・専門試験があります。
教養試験は国・数・社・理・英の5科目が基本で、高校卒業程度の内容です。専門試験は、大学や専門学校で学んだ保育専門の分野です。
二次試験は面接が行われます。
その他、自治体により、作文、実技試験(ピアノなど)を行う場合があります。
募集
募集は毎年あるわけではなく、欠員が出て採用が必要になったときのみ実施されます。
しっかりと試験対策しよう!
一次・筆記試験対策
人気のある自治体であれば、非常に倍率が高くなるので、しっかりと試験対策をしておくことが大切です。
本屋さんに行くと、試験のための教養試験対策の本などが出版されています。
苦手な科目などあれば、高校の問題集などを使って理解を深め、苦手分野を克服し少しでも点数がとれるようにしておいた方がよいです。
専門試験も、過去問などが出版されていますので、過去問を何度も解いたりして、傾向を分析し、本番に力を発揮できるように練習しておきます。
二次・面接試験対策
面接では、想定問答集などを各自で用意し、練習します。練習で、面接官の役をしてくれる人がいれば、面接の練習を何度もしておきます。
本番ではどうしても緊張してしまい、実力が発揮できるとは限らないからです。
自治体の公式サイトで情報収集しよう
採用試験の募集時期や試験の時期は自治体や年度により異なりますので、ホームページなどをチェックし情報を収集しておくことが大切です。
大学や専門学校の就職センターにも情報が開示されることが多いので、何度も足を運んで確認しておくとよいです。
提出する書類などもよく確認し、丁寧に書くように心がけ、記入漏れや記入ミスがないようにしておかなければなりません。
希望する自治体の採用試験についての情報を収集し、万全の対策をすることが大切です。