保育士資格をとるために必要な保育実習について。
保育実習とは?
保育士になるために、大学や専門学校に入学すると、カリキュラムの中に必ず保育実習が含まれています。
保育実習とは、実際に保育関連施設に行き、定められた期間実習を行うことです。
実際に保育園や障害児施設等保育施設で実習をすることで、教科書や学校で学んだことを体系的に理解できるようになることや、体験することでよりその職業への理解や関心が深まることを目的としています。
期間は、30日以上(10日以上×3回)です。
対象施設は、保育園やこども園などの他、障害児施設や児童養護施設、福祉施設
保育実習先の探し方
実習先は、自分の出身の保育園などに自分で電話をして、受け入れをしてもらえるかを実際に足を運んで頼みに行きます。
具体的には、まず、自分の出身の保育園などに、「~大学(専門学校)の~(名前)と申します。
私はそちらの園の出身です。保育実習にお世話なりたいのですが、よろしいでしょうか」という具合に、まずは電話で確認します。
保育園の方からは、実習の可否と、時期や期間についてなどの話があり、実際に園に打ち合わせのために行く日にちを相談します。
大学や専門学校の方で用意してもらえる実習に必要な書類の中に、実習先の園の方に書いてもらったり、印鑑を押してもらったりするところがありますので、事前打ち合わせの際にはその書類を持参します。
基本的には、黒髪で化粧は薄めにし、スーツを着用して行きます。
保育実習では毎日記録を付けます
打ち合わせが終わると次は保育実習です。
実習では、実習日誌に毎日丁寧に実習の記録をつけなければなりません。もちろん、指導して頂く先生に記入してもらうところもあります。
実習が始まる前に、実習目標を記入しておきます。
実際に実習が始まると、実習日誌の記録や、実習の準備などで毎日とても忙しくなるので、事前に用意できることがあればしておきます。
実習中は、指導していただく園の方や、担当の先生には丁寧に、謙虚に接するようにします。
園の先生方は、普段の忙しい業務の間をぬって、実習生の指導にあたってくれているのです。常に感謝の気持ちを忘れてはなりません。
実習が終わったあとには、園の先生方によくお礼を言います。子どもたちにも、最後に何か伝えたいことや、自分の特技などで披露したいことがあれば用意しておきます。
子どもたちは、実習の先生との思い出を大切にしてくれるものです。
それから、実習が終わって学校の方に戻ってからでもいいので、「お世話になりありがとうございました」という内容の手紙を書いて送るのが礼儀です。
以上、保育実習についてでした。
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